テニス試合時間の長さを知ろう!短縮策も紹介

テニス

テニス試合時間は、1時間10分~2時間30分です。

セット数、実力差、コートの種類、天候が試合時間に影響します。

テニス試合時間の基本

テニスの試合時間に影響をあたえるのは何セットを先に取る試合なのかです。

セットとは、サーブを交互に交代して先に6ゲーム先取することです。

6対6のゲーム数になるとタイブレークと言って先に7ポイントを2ポイント差つけて先取するか、7ポイント後は2ポイントを連取するまで続きます。

1ゲームとは、先に4ポイント先取することです。ポイント取得すると15,30,40、ゲームとコールされます。40対40になった場合は、2ポイント連取しないとゲームになりません。40対40になった場合はデュースとコールされ、デュースからポイントをとるとアドバンテージ(AD)とコールされます。アドバンテージ(AD)を取った方がポイントを取得するとゲームになります。アドバンテージからポイントを失うと40対40のデュースになります。ここからまた2ポイント連取しないとゲームになりません。

試合時間の長さ

テニスの試合は、3セットマッチと5セットマッチで行われます。

3セットマッチ

3セットマッチは、先に2セットを先取した方が勝利する試合方式です。

3セットマッチの試合時間は、                                 男子:1時間20分~2時間                                 女子:1時間10分~1時間40分                               です。

3セットマッチの3セット目をタイブレークにする試合もあります。              3セット目タイブレークは2ポイント以上の差をつけて10ポイント先取制で行われるのが一般的です。

5セットマッチ

5セットマッチは、先に3セットを先取した方が勝利する試合方式です。

5セットマッチは男子のグランドスラム大会(全英、全米、全豪、全仏)で採用されています。

女子の5セットマッチは1998年までWTAファイナルズという大会で採用されていました。現在は女子の大会では5セットマッチは採用されていません。

5セットマッチの試合時間は                                男子:2時間40分~4時間                                   です。

試合時間に影響する要素

実力差

試合時間の長さには選手の実力差が影響します。

実力差がありすぎると相手のサービスをあさりブレークして6-0という試合展開になってしまいす。

選手の実力差がない試合は自分のサーブするゲームをキープする。相手のサーブするゲームをブレークできない試合展開になりす。

お互いザービスゲームをキープ、ラリー(打ち合い)が続き互角の試合展開になり試合時間が長くなる傾向があります。

コートの種類

テニスコートの種類は、芝の「グラスコート」、土の「クレーコート」、セメントやアスファルトの「ハードコート」、砂入りの人工芝の「オムニコート」、ジュータンの「カーペットコート」の5種類があります。

ハードコートは、サーブやラリーでのバンドした後の球速や回転が落ちにくくエースになりやすくなり試合時間が短くなる傾向です。

クラーコートは、土のコーチですのでバンドした後の球速や回転数が落ちてエースにならないで長くラリーが続く傾向になり試合時間が長くなります。

ちなみに、テニスの4代大会タイトルのコートは、                      全英は、グラスコート

全仏は、クレーコート

全米は、全豪は、ハードコート

です。これを全て優勝するとグランドスラマーと言われますね。

天候

天候も試合時間に影響されます。

屋外の試合ですと突然の天候悪化で試合中止や日没で翌日に再開されることがあります。

試合の決着がつくのが長引いてします。

ウィンブルドン(全英)では、試合中に雨が降るとコートにカバーを掛けるシーンが思い浮びます。

日没の試合ですと伊達公子さんとシュテフィ・・グラスさんとの試合です。

伊達さんのライジング打法が決まり始めて伊達さん優位な試合展開になったときに日没で翌日再開に、翌日に再開されたた試合ではステーフィー・グラスさんの試合展開になり伊達さんが負けてしまいました。前日に試合が続いていたら伊達さんが勝っていたのではと思っています。

テニス試合時間の長さを短縮する方法

ゲームポイントの変更

試合時間を短くする方法として、ダブルスの試合で採用されているノーアドバンテージ方式です。

ノーアドバンテージ方式は、40対40なった場合も先にポイントを取得すればゲームポイントになりゲームが終了します。とにかく先に4ポイント先取でゲーム終了。

ダブルスのノーアドバンテージ方式試合を見た時にこのような試合もあるのかと展開の早さを感じました。

でも、見慣れているアドバンテージ方式の試合がデュースになりアドバンテージを取り合う試合が見ごたえがありテニスの醍醐味と言えるのではないと思います。

タイブレークの導入

テニスの最長時間は、2010年のウィンブルドン1回戦で行われたアメリカのジョン・イズナーさんとフランスの二コラ・マウさんの試合です。

11時間5分です。日没により3日間行われました。

何でこんなに長い試合になったのかというと、最終セットはタイブレーク制ではなかったことです。

当時、最終セットは先に2ゲーム先取したほうがセットを取得するルールでした。

お互いに2ゲーム連取できない展開が続き、結果は70―68で最終セットでは138ゲーム行われました。

この試合をきっかけに現在ウィンブルドンの試合は最終セットもタイブレーク制を導入されています。

歴史的な11時間5分という記録は破られことはないでしょう。

ポイントの制限

トータルポイントを決め、先に決められたトータルポイントを先に取得したほうが勝利するというルールに変更する方法もあると思います。

ボールパーソン(ボールボーイ・ボールガール)

ボールパーソンとは、ボールを拾う役目を担当する人たちです。通常はボールボーイ、ボールガールと言われるています。

テニスで対戦する中にボールがコート内で止まることやコート外に飛んでいってしまいます。このような場合にすばやくボールを取りに行き選手にボールを渡すことで試合の進行をスムーズにしています。あと、ボールパーソンがいることによって選手が試合に集中できて良いプレーが出来ます。

しかし、大会のランクや規定によりボールパーソンがいない試合があります。              ボールパーソンがいない試合は、選手みずからボールを拾いながら試合を行います。サーブがネットに当たりコートのプレーの邪魔になるところに転がるとセカンドサービスする前に選手がボールを拾ってからセカンドサーブを打ちます。また、プレー終了ごとにボールを拾いを行って試合をしています。                                           ボールパーソンがいない試合は、ボールを拾うのに時間を取れれてしまい試合時間が長く感じます。

まとめ

テニス試合が長いと言っても夢中になる試合内容だと時間を忘れて見続けてしまいます。

夢中になって見ていた名試合は、ウィンブルドンのビヨン・ボルグさんとジョン・マッケンローさんの試合です。

ボルグさんがウィンブルドンでマッケンローさんに勝った試合です。

マッケンローさんは、ボールを蹴飛ばしたり、審判とのやり取りをしたり予想もできない行動をするのでテニスを見ている人はマッケンローさんの一挙手一投足(一つ一つの動作)を楽しんで見ていました。

ボルグさんはマッケンローさんと対照的に堅実な選手でした。

この二人の試合は、当時もっとも印象に残る試合でした。

このような試合だと時間を忘れて夢中になれます。

テニス試合は、やはり手に汗にぎる接戦ですと見ていて楽しいですね。

テレビ放映の関係で時間短縮が行わるようになりましたが、テニスは現在のルールを継続するのが一番良いと思っています。

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